2026年3月期
業績の概況【コアベース】
(単位:百万円)
| 2025年3月期 | 2026年3月期 | 対前期増減額 | 対前期増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 486,871 | 515,785 | 28,914 | 5.9% |
| コア営業利益 | 112,667 | 137,135 | 24,468 | 21.7% |
| コア当期利益 (親会社の所有者帰属) |
90,361 | 103,499 | 13,139 | 14.5% |
<売上収益>
売上収益は、前期比289億円(5.9%)増収の5,158億円となりました。
国内製品売上
国内製品売上は前期比103億円(3.5%)減収の2,814億円となりました。
抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」は、競争環境の激化等により、前期比60億円(5.0%)減収の1,143億円となりました。
糖尿病、慢性心不全および慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」は、2025年12月に後発品が参入した影響により、前期比14億円(1.5%)減収の882億円となりました。
その他の主要製品では、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下注」は266億円(前期比0.0%減)、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は132億円(同27.9%減)、抗悪性腫瘍剤「ベレキシブル錠」は119億円(同12.8%増)、パーキンソン病治療剤「オンジェンティス錠」は90億円(同17.3%増)、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「パーサビブ静注透析用」は90億円(同6.6%増)、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス点滴静注用」は75億円(同12.9%減)、抗悪性腫瘍剤「ビラフトビカプセル」は56億円(同33.8%増)となりました。
海外製品売上
海外製品売上は前期比221億円(56.5%)増収の612億円となりました。
デサイフェラ社が販売する消化管間質腫瘍治療剤「キンロック」の売上は前期比129億円(50.6%)増収(前年度は9か月(7月~3月)の売上)の384億円、腱滑膜巨細胞腫(TGCT)治療剤「ロンビムザ」の売上は83億円となりました。
ロイヤルティ・その他
ロイヤルティ・その他は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社などからのロイヤルティ収入が増加したことにより、前期比171億円(10.9%)増収の1,732億円となりました。
<コア営業利益>
コア営業利益は、前期比245億円(21.7%)増益の1,371億円となりました。
- 売上原価は、前期とほぼ同額の1,070億円となりました。
- 研究開発費は、研究に係る費用が減少した一方、デサイフェラ社の研究開発に係る費用を前年度は9か月(7月~3月)、当年度は12か月(4月~3月)計上していることなどにより、前期比18億円(1.2%)増加の1,451億円となりました。
- 販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、経費効率化を推進している一方、デサイフェラ社の事業運営に係る費用を前年度は9か月(7月~3月)、当年度は12か月(4月~3月)計上していることなどにより、前期比14億円(1.1%)増加の1,236億円となりました。
<コア当期利益>(親会社の所有者帰属)
コア当期利益は、税引前当期利益の増加に伴い、前期比131億円(14.5%)増益の1,035億円となりました。
業績の概況【IFRS(フル)ベース】
当期の連結業績(フルベース)は下表のとおりです。
(単位:百万円)
| 2025年3月期 | 2026年3月期 | 対前期増減額 | 対前期増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 486,871 | 515,785 | 28,914 | 5.9% |
| 営業利益 | 59,747 | 92,236 | 32,489 | 54.4% |
| 税引前当期利益 | 59,328 | 92,654 | 33,326 | 56.2% |
| 当期利益(親会社の所有者帰属) | 50,047 | 69,767 | 19,720 | 39.4% |
営業利益、税引前当期利益および当期利益(親会社の所有者帰属)はいずれも前期比で増益となりました。
フルベースの業績には、コアベースの業績で除外される「無形資産償却費」「減損損失」「公正価値評価された棚卸資産の費用化分」などが含まれます。
当期における「無形資産償却費」は256億円(前期:146億円)、「減損損失」は21億円(前期:80億円)、「公正価値評価された棚卸資産の費用化分」は91億円(前期:129億円)になります。
前期の「売上原価」には、アストラゼネカ社との共同販促契約に基づき販売していた「フォシーガ錠」の販売達成マイルストン136億円の費用計上が含まれています。
当期の「その他の費用」には、主なものとして、以下が含まれています。
- アストラゼネカ社との共同販促契約の終了に伴う販売権の譲渡対価と、「フォシーガ錠」の販売権の帳簿価額の減少額との差額43億円
- 確定拠出年金制度に移行したことに伴う退職給付制度改定損17億円
- 一部製品に係る自主回収関連損失14億円